企業価値を正味流動資産を利用して理論的に計算する方法

バリュー株用語解説
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PER、PBRの指標ではなく、バリュー株をもっと理論的に探す方法はないのかな?

今回は正味流動資産を確認して割安の株を発掘する方法を紹介致します。

※今日紹介するのはバリュー株投資の神様「かぶ1000」氏が考案し採用している算出方式です。

割安株を簡単に探せる方法を教えます!(正味流動資産)
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正味流動資産に注目すると確実に割安株を発掘できる

正味流動資産のみを考えた(つまり、工場設備を含むその他の資産は考慮に入れない)簿価よりも安い価格で買える株をなるべく多く取得する。われわれがが買い付けた銘柄の殆どは、この「スリム化された」資産価値の三分の二以下の価格で入手したものである。

ベンジャミングレアム

引用はベンジャミン・グレアムの考え方になります。

正味流動資産とは流動資産から全ての負債を差し引いたものですが、

流動資産とは何かというと、一年以内に換金可能な資産のことを指します。

つまり比較的流動的にお金に換えられる資産から、全ての負債を支払った上で残るものが、

正味流動性資産になり、この資産が時価総額より低い場合は割安と言えます。

正味流動資産の計算式(かぶ1000流)

日経マネー特集より引用
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO15575430R20C17A4000000/

かぶ1000氏が考案した正味流動資産の計算方法は以下の通りです。

現金及び預金+受取手形及び売掛金+有価証券+投資有価証券ー流動資産の貸倒引当金ー投資その他の資産の貸倒引当金ー負債合計=正味流動資産

図にある小田原機器の例だと、

【正味流動資産】

2,155,957+387,709+740,495+1,022,360ー3,100ー22,425ー1,111,384=31億6,961万円

1株当たりの正味流動資産:1,029円

【ネットネット指数】

株価497円÷正味流動資産1,029円=0.48

すぐに換金出来る資産の0.48倍で株を購入できることになるので割安と判断出来るのではないでしょうか。

保有銘柄の正味流動資産

自分の保有銘柄がどれ位正味流動資産があるか気になったので実際に決算を紐解き調べてみた結果が以下の画像になります。

日創プロニティ

正味流動資産:3,642百万円

時価総額:5,954百万円

ネットネット指数:5,954百万円÷3,642百万円=1.63倍

日創プロニティはPER・PBR共に低いですがネットネット指数はそこまで割安の数字にはなりませんでした。しかしこの銘柄はROEが10%を超えており、PERも5倍台と割安になっているため割安成長株として期待しています。

キング

正味流動資産:9,129百万円

時価総額:13,847百万円

ネットネット指数:13,847百万円÷9,129百万円=1.51倍

キングもネットネット指数は1.51倍と割安な数字ではないですが、この銘柄は不動産リッチな資産バリュー株になっているので(帳簿価格で70億)で企業価値を見ると割安な基準になっています。

タイガースポリマー

正味流動資産:11,197百万円

時価総額:11,906百万円

ネットネット指数:11,906百万円÷11,197百万円=1.06倍

最後にタイガースポリマーですがネットネット指数が1.06倍とかなり優秀な数値になっています。この指数だけで購入したくなるのに加え、電柱地中化の国土強靭化銘柄にもなっているのでかなりおススメします。

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